その年に、はやった新しい言葉を新語・流行語の候補として選び、その中から最も話題になったものをユーキャン新語・流行語大賞として選出、その言葉に関わった人物や団体を表彰しています。
毎年、スポーツ選手やお笑い芸人、政治家の発言など、いろいろなジャンルから候補が選ばれるんです。
「同情するならカネをくれ」って今でもたまにテレビで流れることがありますが、1994年の大賞を受賞しているテレビドラマでのセリフなんですよ!
確かに当時、結構話題になっていましたね。
今回は、そんなユーキャン新語・流行語大賞の歴史や、個人での応募方法、歴代の受賞語から10選として選び紹介します。
ユーキャン新語・流行語大賞の歴史は?
1984年に自由国民社が、その年1年間に発生したことばの中から、世相を軽妙に映し、多くの人々の話題に上った新語・流行語を選び、そのことばに関わった人物、団体を表彰しています。
創始当初は、新語部門と流行語部門に分かれて、それぞれ金賞を筆頭として各賞が選ばれていたが、8回目の1991年(平成3年)からは年間大賞が設けられ、11回目の1994年(平成6年)からは両部門を合わせて選定されるようになった。
2003年(平成15年)には株式会社ユーキャンと提携し、翌2004年(平成16年)より現代用語の基礎知識選「ユーキャン新語・流行語大賞」に改称された。受賞式典の司会には元TBSアナウンサーの生島ヒロシが担当する。
日本漢字能力検定協会の「今年の漢字」、第一生命の「サラリーマン川柳」、住友生命の「創作四字熟語」、東洋大学の「現代学生百人一首」と並んで、現代の世相を反映する一つの指標として取り上げられている。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/新語・流行語大賞
毎年、大賞候補が発表されると、年末が近づいている事を実感するんですよね!
そして毎年思うことがあって、この言葉って「今年の流行語だったんだ」という事です。
けっこうあるあるだったりしませんか?(笑)
今から33年も前から始まっていて、結構な歴史がある事に驚きました!
個人の応募方法って?
ユーキャン新語・流行語大賞では、ノミネート語として発表された30語の中から一般投票で読者賞の受賞語を選出するイベント「ことばの選挙」を開催しています。
応募方法は、全国主要書店店頭で配布されるノミネート語を記載した専用投票ハガキで、締め切り日までに候補の30語から3つまでに印を付けて投函します。
その後、集計が行われ新語・流行語大賞発表に合わせて、読者賞として発表されます。
応募者には、抽選で商品がもらえるようなので気になる方はまずは専用投票ハガキをゲットしましょう!
新語・流行語大賞は、審査員が選ぶのに対して、この読者賞は読者の応募によって決定されます。
自分の1票で、読者賞が決まるかもしれないって少しドキドキしませんか?
歴代受賞語10選!
ここで、過去に大賞を受賞した新語・流行語の中から10選として紹介します。
約30年前って事は、僕が小学生の頃で、当然息子はまだ生まれていないので、最近の言葉以外は、知らない言葉ばっかりなんだろうな(´・ω・`)
- 1984年 オシンドローム
- 1989年 オバタリアン
- 1990年 ファジィ
- 1993年 Jリーグ
- 1994年 すったもんだがありました
- 1996年 自分で自分をほめたい
- 2004年 チョー気持ちいい
- 2006年 イナバウアー
- 2011年 なでしこジャパン
- 2013年 お・も・て・な・し
平均視聴率は52.6%最高視聴率62.9%を記録したNHKの朝ドラのおしんの人気からきています。
僕が小学生の時に、おしんを見てくるから毎日遅刻して怒られてた同級生がいたな~(笑)
漫画オバタリアンから来ていて、ずうずうしく、羞恥心がなく、自分勝手なキャラクターのご婦人の事を呼んでいましたね。
あいまいという意味で有名になりましたね!
家電にもファジィって言葉が使われていました。
この年から、本格的にJリーグが始まったんですね。
読売ベルディってチームにはスター選手がたくさんいて、とっても強かった印象があります。
宮沢りえさんのテレビCMのキャッチフレーズでしたよね!
確かプライベートでも、力士とすったもんだがあって話題になった記憶があります。
アトランタ五輪の女子マラソンで有森裕子さんが、3位でゴールした際のインタビューで話してましたね。
とても感動したことを思い出します。
アテネ五輪の競泳で北島康介さんが、男子100m平泳ぎで金メダルを獲得。
レース後のインタビューで話した言葉です。
うちの息子も水泳を習っているので、この言葉ぐらいは知ってるかな?
トリノ五輪で、フィギュアスケート女子シングル競技で金メダルを獲得した荒川静香さんが得意としていた技の名前です。
トリノ五輪で日本人選手唯一の金メダルだったんですね。
東日本大震災が発生して暗いニュースが多かった中、サッカー女子日本代表がワールドカップで男女を通じて初めて、優勝と言う輝かしい活躍をしましたね!
とても勇気づけられた記憶があります。
2020年夏の五輪の東京誘致の際に、滝川クリステルさんが、日本のおもてなしの心を伝える為に、ジェスチャーをしながらプレゼンしていましたね。
お陰で、東京での開催が決定しました!
これからが楽しみです。
数ある歴代受賞語の中から、10選として紹介しました。
他にもまだまだ有名な言葉もありますので、気になる方はHP(http://singo.jiyu.co.jp/old/index.html)で調べてみてはいかがでしょう?
まとめ
新語・流行語大賞の歴史は1984年からスタートして、現在に至ります。
過去33年の歴史の間に、たくさんの新語・流行語大賞がありますが、今回はそんな歴代の大賞の中から、僕がなつかしいと思った10選を紹介しました。
今年の大賞受賞候補の30語も公表され、12月の発表に向けて6名の審査員が審査を行っています。
また大賞とは別に、一般の人が参加できるよう「読者賞」が設けられていて、応募方法は専用ハガキに必要事項を記入し、その年の期日までに投函すれば、結果の集計が行われ、こちらも12月に発表されるようです。
気になる一言があった方は、ぜひ応募してみてください!